トランプ氏、検索量では圧倒 クリントン氏への関心は「健康」

アメリカ大統領選で、クリントン氏とトランプ氏、日本ではどちらが多く検索されたのでしょう?

 答えはトランプ氏。その差はなんと約3倍。数々の過激な発言で話題を集めたトランプ氏は検索の世界でも注目の人でした。

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検索量の差「3倍」

ヤフーで日本からの検索数について、「ヒラリークリントン」(「ヒラリー氏」含む)と「ドナルドトランプ」(「トランプ氏」含む)を調べました。

 2016年1月1日から10月23日の間で比較したところ、「トランプ」を100にすると、「クリントン」は34.7の検索量でした。

指名現実になり検索急増

トランプ氏への関心は選挙戦前半に集中しています。検索量のピークは3月2日でした。これは「スーパーチューズデー」に7州で勝利したトランプ氏が「指名へ優勢」と伝えられたことを受けた動きだと思われます。

 その次の山は5月5日です。5月3日にあったインディアナ州予備選でトランプ氏が大勝、獲得代議員数2位のクルーズ氏が選挙戦からの撤退を表明し、共和党の指名を確実にしました。

 トランプ氏が大統領になる可能性が高まったことを受け、検索が集中したと思われます。

州予備選では、共和党でトランプ氏が53%の得票率で、2位のクルーズ氏(37%)、3位のケーシック・オハイオ州知事(8%)を引き離し圧勝した。この結果、トランプ氏の獲得代議員数は少なくとも1048人で、指名獲得に必要な代議員総数の過半数1237人まで200人を切った。敗れたクルーズ氏は、残り9州での逆転は事実上困難に。同日夜の集会で「インディアナ州に全てを注いだが、有権者はもう一つの道を選んだ。我々は選挙戦から撤退する」と表明した。

出典: 2016年5月5日:共和トランプ氏指名へ クルーズ氏撤退 米大統領選:朝日新聞紙面から

政策でも人柄でもなく「健康」

演説するクリントン氏=2016年3月3日、ニューヨーク、真鍋弘樹撮影、朝日新聞提供

 クリントン氏の検索が最も多かったのは9月12日でした。これは健康問題が注目された日と重なります。予備選後の2016年7月27日から10月16日の期間、「ヒラリークリントン」(「ヒラリー」含む)とともに検索された第2ワードで一番多かった単語は「健康」でした。

 クリントン氏は、9月11日午前8時過ぎからニューヨークで、15年前の同時多発テロの追悼式に参加していましたが、約90分後に退席します。

 アメリカのメディアの一部は「何らかの健康問題が起きた」と伝えました。さらに、会場にいた人が、追悼式から立ち去る時、よろめきながら、周囲に支えられるようにして乗車するクリントン氏の様子を撮影。ツイッターなどを通じてネット上で広まると、メディアはその映像を報じ、体調問題がさらに注目を集めました。

 第2ワードで「病気」の次に多かったのが「影武者」でした。

 ネット上では、ヒラリー氏の陣営が健康問題を隠すために、似た体形の女性を「影武者」として使ったという情報が出回りました。検索データからは、ネット上で飛び交った様々なうわさの真偽を確かめようとした動きと見て取れます。

 ちなみに今回の大統領選、候補者の年齢も注目されています。70歳のトランプ氏が勝利すれば、大統領の初当選時の年齢として過去最高。68歳のクリントン氏ならレーガン元大統領に次いで2番目となります。

「ヒラリークリントン」とともに検索された第二ワード(民主党予備選挙前の2016年2月1日~7月26日)

(1)宇宙人
(2)若い頃
(3)トランプ
(4)日本
(5)政策
(6)反日
(7)メール
(8)中国
(9)メール問題
(10)画像

予備選挙後(2016年7月27日~10月16日)

(1)病気
(2)影武者
(3)若い頃
(4)不審死
(5)トランプ
(6)緑
(7)宇宙人
(8)死去
(9)パーキンソン
(10)パーキンソン病

クリントン氏は9月11日午前8時過ぎからニューヨークで、15年前の同時多発テロの追悼式に参加していたが、約90分後に退席した。米メディアの一部は「何らかの健康問題が起きた」と伝えたが、陣営は午前11時過ぎまでクリントン氏の居どころや状況を公表しなかった。陣営はようやく「暑くなりすぎたため、娘の自宅で休養した」と公表。本人も娘の自宅で、カメラの前に笑顔で姿を見せた。しかし、会場にいた人が、追悼式から立ち去る時、よろめきながら、周囲に支えられるようにして乗車するクリントン氏の様子を撮影。ツイッターなどを通じてネット上で広まると、米メディアはその映像を報じ、体調問題がさらに注目を集めた。

出典: 2016年9月13日:(2016米大統領選)健康問題、浮上 クリントン氏「肺炎」、遊説の予定変更:朝日新聞紙面から

今回の大統領選の特徴のひとつは、両候補の年齢だ。70歳のトランプ氏が勝利すれば、大統領の初当選時の年齢として過去最高。68歳のクリントン氏ならレーガン元大統領に次いで2番目となる

出典: 2016年9月13日:(2016米大統領選)健康問題、浮上 クリントン氏「肺炎」、遊説の予定変更:朝日新聞紙面から

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