天皇陛下、最後の新嘗祭に

天皇陛下は23日、皇居・神嘉殿で、毎年恒例の宮中祭祀(さいし)で最も重要とされる新嘗祭に臨まれた。

 来年4月末の退位を控え、陛下が行う新嘗祭は最後となる。

 新嘗祭は天皇が新穀を神々に供え、自らも口にして五穀豊穣(ほうじょう)と国家国民の安寧を祈る祭祀。午後6時からの「夕(よい)の儀」と、午後11時からの「暁(あかつき)の儀」があり、それぞれ2時間行われる。陛下はこの日、例年通り夕の儀の後半に出席。暁の儀は掌典長が代拝した。

 宮内庁は陛下の負担軽減のため、2009年から暁の儀への出席時間を短縮。12年からは夕の儀も同様に短くし、陛下が80歳となった14年からは暁の儀への出席を取りやめた。昭和天皇は69歳で取りやめている。

 来年11月には、新天皇となった皇太子さまが即位後初めて行う新嘗祭である「大嘗祭」に臨む。 

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