「悲しみは一生抱えていくもの」子に先立たれ苦しむ親たち、思いを語り合い発信

「どんなにつらい過去でもなかったことにはできない。悲しみは乗り越えるものではなく、一生抱えていくもの」。子どもに先立たれて苦しむ親たちに、南山みどりさん(64)が優しく語りかける。自死で子どもを亡くした親の集い「あんじゅ」。月1回、横浜市内で語り合いの会を開き、十数人が参加する。

 代表の南山さんは1996年、次男(当時21歳)を亡くした。暴走族とのトラブルに巻き込まれた子どもらを助けたことで、次男は逆恨みされ、リンチを受けて大けがをした。警察への相談後も「家族にも報復する」と脅され、次々トラブルに巻き込まれた。

 「しっかりしなさい!」と叱責(しっせき)することが増えた南山さん。約2か月後に次男が自ら命を絶ってしまったことで、自責の念に長年苦しんだが、子を失った親が集える場をと、2010年、「あんじゅ」をつくった。

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