てるみ破綻寸前「申し込みあれば入金させろ」

最大9万人の旅行代金など150億円超の負債を抱えて破綻した旅行会社「てるみくらぶ」(東京都渋谷区)。

 同社社長の山田千賀子容疑者(67)らが8日、警視庁に詐欺などの容疑で逮捕され、刑事事件に発展した。同社は約4年前から粉飾決算を行い、破綻直前まで集客し、客から金を集めていたという。
同社に採用が内定し、同社でアルバイトをしていた大学4年の男子学生(当時)は、破産申請4日前の3月23日昼、女性従業員から「もうすぐ営業停止になるんだよ」と耳打ちされた。

 社内では経理担当者が慌ただしく動き回っていたが、外部に対しては、通常通りの営業を続けていた。上司からは「客から旅行の申し込みがあれば、入金させろ」と指示を受けたという。翌24日、同社は突然、営業を停止した。

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